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生き残る大学とは

「大学受験の日本史の問題はすごいな。先生ですら『いまも私は完全な解答を出すことができない』と言っている問題を出してしまうんだものな」「年号と歴史事項の暗記に終始してきた生徒は手も足も出ないだろうな。歴史とは何かってことを考えて学習してきた受験生だけが、やっと必要条件的な解答を出せただろう」「採点が大変だったろうな。しかし、採点者と受験生か対話のできるような問題だ」「本質追っかけ型や納得型の受験生と、そうじゃない受験生の違いが歴然とする問題だ」「数学の良問もすごいぞ。教えられたことを鵜呑みにする学習習慣の子にはきつかっただろう」かくして研究者、高級技術者養成大学における入試のペーパーテストの中身は変わるのである。変わらざるを得ないのである。入試問題の中身こそが、かくも重要な役割を持っているということに気づき、採点がしやすく、答えがはっきりしている問題づくりからあえて脱却して、場合によっては採点も大変だが、本質に目を向けて学習してきた、研究者の素質を持った学生を採れるような問題を、努力してつくる姿勢を持った大学だけが生き残っていくのだ。おそらく各大学は二〇〇六年、つまり「さらなるゆとりの教育課程」で学習してきた学生が入学してくる年に焦点を当てて準備しているはずだ。

直接的な営業行為も断りにくい

担当講師からの直接的な営業行為も断りにくいものです。こういった傾向は個別指導塾の経営規模が大きければ大きいほど強くなります。会社が大きくなるにはそれなりに理由があるというわけです。そうやってどんどん費用がかさみ、気がついたら私立大学の学費なみという嘘のような本当の話なのです。規模の大きい個別指導塾であればあるほど、付加価値のついた商品が用意されています。教育分野といえども大規模な個別指導塾では営業企画を専門的に行なう部署があるからです。聖職という仮面をかぶることで営業戦略はスムーズに運ぶものですから、重要な儲けどころなのです。けれども大切なのは、費用が高いか安いかという問題ではなく、その商品はそれだけのお金を支払うに値するかということです。そして教育や教育者というきれいな言葉にまどわされず、お金を払ってサービスを受けるビジネスの一つにすぎない、つまりエステのようなものだと割り切って考えたほうが、むしろ我が子を安心して託すことができるでしょうし、いらないものはいらないと言えるでしょう。
>> 四谷学院の個別指導教室

予備校における合格可能性評価の決定プロセス

志望大学の合格可能性評価はK予備校の場合、A、B、C、D、Eの4五段階評価であるが、その決定のプロセスは次のようである。私立大学に関しての例を挙げてみよう。模擬試験の成績偏差値を2・5のピッチで仕切る。もちろん数字の大きい方が成績が高いことを示し、偏差値50は模試の母集団の平均成績を示す。偏差値の高いゾーンでは合格者の不合格者に対する数字は大きくなり、低いゾーンでは逆になる。そして合格者と不合格者の数がほぼ等しくなる偏差値ゾーンを「ボーダーライン」、C判定ゾーンとする。この大学学部の場合、ボーダーラインは模擬試験の偏差値で60のゾーンということになる。偏差値ゾーンがCゾーンより1ランク上がるとB判定ゾーン、さらにそれより上はすべてA判定ゾーンとなる。逆にボーダーゾーンより低くなるにつれD判定、E判定ゾーンとなる。各判定ゾーンの統計上の合格の確率はほぼ、A判定八〇パーセント、B判定六五パーセント、C判定五〇パーセント、D判定三五パーセント、E判定二〇パーセントである。

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